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  • アバルト695BIPOSTOに純正アジャスタブルリアウイングの取り付け
始まりはご遠方から一本のお電話をいただいたことから。
お話によると数々のイタリア車を乗り継いでこられたそうで、アバルト695ビポストを所有されているオーナー様でした。

695ビポストと言えばマニア垂涎で、私も憧れるその一人です。

内容は、そのお客様が所有されているビポスト695に純正アジャスタブルリアウイングを取り付けたいとのこと。

最初は耳を疑いましたが、その後、何度もお話しをしてそのご希望を叶えるお手伝いをさせて頂くことにいたしました。

イタリアのFIAT社に在庫があるかを確認し、幸いにも1個だけあったのでオーダーします。

高価なパーツであることと、1個しかないので輸送途中のダメージを被らないよう現地へ梱包について何度も何度も細かく指示します。
特に樹脂部分の側面はスクラッチなどが入ると補修できないので、入念に保護する必要があります。

余談になりますが、ポチって待つのは簡単ですが、輸送途中で落とされたり、当てられたりすることを想定して対処しておかないと届いて開けてみたらビックリってことにならないようにすることが大切です。

POINT1. 傷やダメージのない部品を取寄せること!

オーダーして待つこと、日本に届くまで約1か月


届いた純正アジャスタブルリアウイング


表面は無塗装
普段、この部品単体を目にすることは先ず無いと思います。


心配していたダメージや樹脂箇所のスクラッチも問題なし!良かった

今回はお客様よりABARTHのロゴの箇所を白文字にしたいとのご希望もあってデカールを作成。
既に取り付けられている状態からでは正確なデカールの製作は難しいですね。



デカールの完成、貼付後のショット
当たり前ですが、寸分の狂いも無い出来上がり。


物が届いてデカールの製作も終わって、実際の取り付け作業は、先ずビポストのお預り、既存のビポストリアスポイラーの取り外し、板金、届いた純正アジャスタブルリアウイングの塗装、取り付けとなります。

今回はお客様にて既存のリアスポイラーは事前に取外しされていましたので取外し作業はカット。
リアスポの場合、実際に取り外す際はバキバキになってしまいますので外したスポイラーは再使用できません。



ビポストのリアスポを外したあとにお預りした時の状態。

土砂降りの雨の中、ご遠方から来られました。
ビポストはエアコンが付いてないので道中は湿気などで窓が曇って高速で長時間の移動は大変なのです。

お預りした以降の作業は板金、塗装、取り付けです。
実はこの作業次第で取り付けた時の完成度、見た目が変わってしまいます。
見た目は良いけど、しっかり仕事出来てないと高価なパーツが台無しに。
素人目には分からなくてもプロには作業のレベルがちゃんと判ってしまうのです。

ポン付けしようと思えば、それはそれですが、付けることによって生じるリスクも有ります。
1例ですが、この純正アジャスタブルリアウイングが万が一ダメージを被った場合、通常、ディーラーだとリアガラスも一式交換となります。
その理由は純正アジャスタブルリアウイングはリアガラス面にも被って取り付けられているので交換となると漏れなくリアガラスもセットになります。
当然、費用も莫大な金額になります。

POINT2.スポイラーの取り外し、土台となる箇所の板金、塗装、取り付けは作業は熟練のプロに依頼すること。
POINT3.お取り付け後のリスクもちゃんとお客様には事前にご説明できること。


お客様よりお車をお預りして作業が約20日間
ご希望のアバルト695BIPOSTOに純正アジャスタブルリアウイングの取り付けが完成しました。
ビポストをお預かりした日は土砂降りの雨でしたが、ご納車の日は天気もこの完成を祝う様な素晴らしい快晴。








アバルト695ビポストにビシッと取り付けされた純正アジャスタブルリアウイング

お客様がこのアジャスタブルリアウイングが付いた愛車を見た時の笑顔が忘れられません。
ご期待に応えることが出来て嬉しく思います。

ご遠方からご依頼をいただき、イタリア本国からのパーツの取り寄せ、お取り付け作業まで、全て一切をお任せいただきありがとうございました。